
山田ぁぁぁ! 前に「自分そっくりの死体」とかいう禁忌事件に出くわした先生が、 今度は病院ごと閉じ込められたんだぴよ!?
医者なのに探偵役ばっかりやらされてるぴよ~!

そう、『禁忌の子』で登場した城崎先生の再登場だよ。
今作『白魔の檻』は、その続編としてさらにスケールアップしたクローズドサークルなんだ。

禁忌の謎から、今度は“白魔”の檻へ…シリーズってやっぱ胸熱ぴよ!
医療とミステリのダブルショック、これは読むしかないぴよ!
📚あらすじと書籍紹介
霧と有毒ガスに閉ざされた
病院で発生する不可能犯罪
2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、
シリーズ第2弾
研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。Amazonより
作 者:山口 未桜
出版社:東京創元社
発売日:2025年8月29日
👥主な登場人物
🏥兵庫市民病院
- 春田 芽衣(はるた めい)
実習のため北海道へ向かい、城崎と共に更冠湖近くの山奥の更冠病院に派遣されます。濃霧とガスで孤立した病院で、変死体発見などの事件に巻き込まれます。
- 城崎 響介(きのさき きょうすけ)
過疎地医療協力のために派遣され、春田と共に物語の舞台となる病院へ赴きます。感情に流されることなく、常に合理的な判断で物事を見る。前作『禁忌の子』にも登場しており、探偵役を担います。
🏥更冠病院関係者
- 八代 大吾(やしろ だいご)
病院長、整形外科部長 - 吉村 祐希(よしむら ゆうき)
救急・総合内科診療部部長 - 仁科 翔太(にしな しょうた)
整形外科専攻医 - 市原 千佳(いちはら ちか)
救急室看護師 - 権藤 瑠香(ごんどう りか)
薬剤師 - 弓川 孝臣(ゆみかわ たかおみ)
総務課係長 - 九条 環(くじょう たまき)
総務課人事係。芽衣の中学時代のバスケコーチ。 - 田嶋 このみ(たじま このみ)
新館三階看護師長 - 小川 咲(おがわ さき)
新館三階看護師 - 中本 玲緒奈(なかもと れおな)
新館三階看護師 - 大丸 幸太郎(だいまる こうたろう)
新館三階看護師 - 畑下 燈子(はたした とうこ)
新館二階看護師長 - 松川 弥生(まつかわ やよい)
新館二階看護師 - 竹本 雫(たけもと しずく)
新館二階看護師 - 梅丸 慎二(うめまる しんじ)
新館二階看護師
👤その他
- 村山 幸蔵(むらやま こうぞう)
更冠町町長 - 深山 崇(みやま たかし)
更冠駐在所巡査
💡推しポイント
🏥 魅力的な設定と展開
- 閉鎖空間のミステリー
霧とガスで病院が完全に孤立するのだ!外の世界と遮断された中で次々と事件が起きる…これは読者を緊迫のどん底に突き落とすシチュエーションなのだ! - 極限での人間ドラマ
過疎地医療というリアルな背景に、孤立無援の病院というサバイバル状況。患者を守ろうと奮闘する医療従事者たちの姿が描かれて、人間の本性が浮き彫りになるのだ。
👩⚕️ 主人公たちの活躍
- 医学知識を駆使した謎解き
作者の山口未桜さんは本職のお医者さんなのだ。だからこそ研修医や医師の推理が、リアルかつ専門的で読者も「なるほどぴよ!」と唸らされるのだ。 - シリーズ第2弾の面白さ
前作『禁忌の子』から引き続き登場するキャラもいるのだ!彼らの成長や変化を楽しめるのもシリーズものの醍醐味なのだ。
📚 読書体験としての魅力
- 本格ミステリーの醍醐味
「誰も出入りできない」病院での変死事件――これは完全に本格派向けの舞台設定なのだ!謎解き好きにはたまらないぴよ。 - 試し読みが超充実
特設サイトで大増量試し読みが用意されているのだ。まずは世界観に触れてから本編に飛び込むのもアリなのだ!
🐧なぞ九郎のひとこと

本作『白魔の檻』は、2025年本屋大賞にノミネートされ、第4位に輝いたデビュー作『禁忌の子』に続く「医師・城崎響介のケースファイル」シリーズ第2弾なのだ!
前作から続投の城崎先生が、またまた極限状況に巻き込まれる展開はシリーズファン必見ぴよ。ただし安心するのだ、『禁忌の子』を読んでなくても、この『白魔の檻』からスタートできる作りになっているのだ。
✨ 感想をまとめると…
●クローズド・サークルの魅力 → 霧と有毒ガスで閉ざされた病院、これぞ本格ミステリ好きがニヤリとするシチュエーションなのだ。
●医療ミステリのリアリティ → 医師ならではの専門性を活かした謎解きが展開されて、ただの推理ものとは一味違うぴよ。
●キャラクターの魅力 → 探偵役もこなす城崎先生、冷静沈着で頼りになる存在感が光るのだ!
●読みやすさ → 人によって評価は分かれるけど、新世代の作家が描く王道ミステリとして楽しめるという声が多いのだ。
つまりなのだ…
「医学×本格ミステリ」の融合、これが『白魔の檻』の最大の武器なのだ!シリーズを通して読むとより味わい深いけど、単独でも十分に楽しめる作品なのだぴよ。
🎯こんな人におすすめ!
👻 閉鎖空間ミステリが大好物な人
霧・地震・有毒ガスという三重苦で病院が完全に孤立!「出入り不可能」な舞台での謎解きにワクワクしたい読者にピッタリなのだ。
🕵️♀️ 頭脳戦とキャラの掛け合いを楽しみたい人
研修医・春田芽衣と医師・城崎響介が、医学知識を武器に事件へ挑む姿はまさに“医療×探偵コンビ”なのだ。二人の関係性にも注目ぴよ!
🏥 医療ドラマのリアリティに惹かれる人
過疎地医療や災害下の奮闘といったシビアな現実も描かれるから、ただの謎解きにとどまらない人間ドラマが味わえるのだ。
📚 シリーズでじっくり楽しみたい人
『禁忌の子』を読んでいる人はもちろん、ここから入っても問題なし!シリーズの流れを追えば、城崎先生の探偵的活躍をさらに堪能できるのだ。
〓『禁忌の子』ってどんな話?〓
👉詳しくは 『禁忌の子』感想と見どころ|医療×サスペンス×どんでん返し をチェック
- 衝撃の序章:救急医・武田のもとに搬送された、見知らぬ溺死体――その遺体はなんと本人と瓜二つだったのだ!
- 医療ミステリの深化:現役医師によるリアルな医療描写と、現代医療のタブーに切り込む深いテーマ。
- ミステリ+ヒューマンドラマの傑作:親と子の関係、生殖医療の倫理…心に残る余韻と圧巻のラストが光るのだ。
本作は第34回鮎川哲也賞を受賞した、シリーズの出発点なのだ 。

自分と同じ顔の死体?そいつは禁忌(タブー)な真実への招待状ぴよ。
…武田&城崎のバディ感が最高ぴよ!
📝まとめ
『白魔の檻』は、霧とガスに閉ざされた病院という極限状況を舞台に、医療のリアリティと本格ミステリの謎解きが融合した一冊なのだ。
- クローズドサークルのスリル
- 医療知識を駆使した推理
- 災害下での人間ドラマ
- シリーズならではのキャラの魅力
これらがギュッと詰まっていて、ただの医療小説でもなく、ただのミステリでもない「新しい読書体験」ができるのだ!
シリーズ前作『禁忌の子』を読んだ人はもちろん、ここから入る人にもおすすめできるのが嬉しいポイントぴよ。
つまりなのだ…
『白魔の檻』は 「医療×本格ミステリ×極限ドラマ」 の三拍子そろった、2025年必読の一冊なのだ!