
ひぇええ〜〜!?💥
200年前の人骨と、失踪した妹のDNAが一致!?
それってタイムスリップか、幽霊か、はたまた神の奇跡か……!?
ぜったい謎解きしたいぴよぉぉ!!

落ち着け、なぞ九郎。
トンデモ展開に見えて、実は緻密な伏線と論理で成り立ってるんだよ。
これは、ミステリ好きにもSF好きにもぶっ刺さる“知的サスペンス”だな。

ふむ、それはつまり──
科学と陰謀と宗教のトリプルミックス、ってことなのだな!?
よ〜し、今日もおいらが“知のパンくず”を追って真相に迫るぴよ!
📚あらすじと書籍紹介
2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作
「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」大森 望(翻訳家・書評家)
「古人骨のDNA鑑定が暴く驚くべき真相!」香山二三郎(コラムニスト)
「謎の散らばせ方、話の運び方も上手く、最後までぐいぐい読ませました。文章も上手い」瀧井朝世(ライター)
「文章力が圧倒的だし、魅力的な謎の提示、読者を惑わす情報を入れてくるタイミングなど、とにかく舌を巻く巧さだ」千街晶之(書評家)
「遺伝人類学を専攻する主人公の専門家らしさもきちんと書けているし、一方で“ちゃぽん”という擬音の活かし方も巧みだ」村上貴史(書評家)
「スケールが大きい陰謀劇であり、成長小説としての面白さも備えた作品。広げた風呂敷をきちんと畳み、物語の幕を閉じる技量に、自信を持って推す」川出正樹(書評家)
二百年前の人骨のDNAが
四年前に失踪した妹のものと一致!?
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく–。Amazonより
作 者:松下 龍之介
出版社:宝島社
発売日:2025年2月5日
👑受賞一覧👑
- 『このミステリーがすごい!』大賞 文庫版
👥主な登場人物
- 🧑🔬 七瀬 悠(ななせ・ゆう)
遺伝人類学を研究する大学院生。
ヒマラヤで発掘された200年前の人骨と、失踪中の妹のDNAが一致するという“ありえない謎”に直面する。
- 👧 紫陽(しはる)
悠の妹。4年前に失踪。
彼女のDNAがなぜ200年前の人骨と一致したのか──すべての謎の核心にいる存在。
- 🎓 石見崎 教授(いわみざき)
悠の指導教授。DNA鑑定の結果を相談しようとした矢先、謎の死を遂げる。物語を動かす“最初の犠牲者”。
- 🧟 牛尾(うしお)
恐怖と絶望を象徴する存在。
人間としての理性が欠落しており、その生い立ちには強烈な悲哀がある。
- 💬 唯(ゆい)
石見崎教授の姪。
シリアスな物語の中で、悠との軽妙なやり取りがほっと一息つけるユーモアと安心感を与える。
💡推しポイント
- DNA鑑定×人骨ミステリ
「200年前の人骨」と「現代の妹」のDNAが一致!?
科学的トリックと、謎が謎を呼ぶストーリー展開が魅力!
- テンポの良いストーリーと情報の小出し感
一つの謎が解けたかと思えば、すぐに次の謎が……!
情報が少しずつ明かされていくから、最後まで止まらない。
- ミステリ×SF×陰謀論のハイブリッド
学術機関・企業・宗教の3勢力が交錯する展開。
現代的なテーマと、人間の根源に迫る問いが詰まってる!
- 終盤の爽快感と、見事な伏線回収
中盤までの混乱を乗り越えた先には、“なるほど!”の快感が!
最初から伏線がびっしり張られてるので、2周目も楽しい。
🐧なぞ九郎のひとこと

・教授は殺されてるし!🔪
・怪しい宗教は出てくるし!🙏
・企業まで絡んでくるし!!💼
ちょっと待ってぴよ……
おいらの脳みそ、1次元で限界ぴよ……
この話、3次元どころか5次元くらいで動いてるぴよ……
はぁ……もうだめぴよ。
鷹央せんせぇ〜〜〜!!
科学と陰謀と宗教のトリプルコンボ、助けてほしいぴよおお!!😭
※なぞ九郎、現実逃避モード突入
👓 山田探のツッコミ:
……どこまで本気でどこまでボケてるのか、判断が難しい。
ていうか、解け。最後まで読むとちゃんと論理で説明つくから。
鷹央先生は今、多忙なので君の代わりにオレが読むよ。
ほら、起きろ。
🎯こんな人におすすめ!
- 📚 「十角館の殺人」や「方舟」が好きな人
本格ミステリならではの緻密な構成や、“ありえない謎”に理屈で挑む展開に燃える人にぴったり。
- 🧬 ミステリ×SFの異色コラボにワクワクしたい人
「200年前の人骨と現代の少女のDNAが一致する」──そんな非日常に科学的リアリティが乗る異色設定が好きな人へ。
- 🔍 謎解きや伏線の回収が好きな人
巧妙に張り巡らされた伏線や、科学トリックによる真相解明にゾクゾクしたい人へおすすめ。
- ⚖️ 倫理やアイデンティティに興味がある人
科学と人間性のはざまで揺れる問いに向き合い、深く考えさせられる読書体験がしたい人へ。
- 👁️ 陰謀や組織の闇に惹かれる人
産学連携、宗教法人、企業の裏側──
社会のダークサイドを描くミステリが好きな人にも刺さる。
📝まとめ
『1次元の挿し木』はぴよね……
ミステリ × SF × 哲学が、ぐるぐるぐるっと混ざり合った、超・知的ミステリなのだ!🌀🧠
ホラーかと思えば理詰めで攻めてくるし、
怪しげな宗教・企業の陰謀もでてくるし、
最後にはタイトルの意味で「ぎゃあああぴよ!!」ってなるのだ……🥶
読み終わったら誰かに語りたくなるぴよ。
これはもう、読書会に持っていくしかないやつぴよ!!!📚🔥