『硝子の塔の殺人』感想・考察｜最後まで予測不能！王道ミステリ×衝撃ラストに震える

📚あらすじと書籍紹介

最高到達点!!!
著者単行本売上第１位（弊社調べ）
本屋大賞ノミネート作品！

超話題沸騰！！
ミステリ界が唖然、呆然、絶賛！
島田荘司「これを超える作が現れることはないだろう」
綾辻行人「ああびっくりした」
有栖川有栖「まるで本格ミステリのテーマパーク」
法月綸太郎「綱渡りのどんでん返し」

560ページ一気読み！
ミステリファン必読の書！！

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
ゲストたちが招かれた。
この館で惨劇が起こる……。
館の主人が毒殺。
ダイニングでは血塗れの遺体。
血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と
医師・一条遊馬が謎を追う。
散りばめられた伏線、
読者への挑戦状、
驚愕のどんでん返し。
2022年本屋大賞ノミネート作であり、
知念実希人史上、最大ベストセラー作！　

【目次】
プロローグ
一日目
二日目　
三日目　
最終日　
エピローグ
『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて　島田荘司

Amazonより

👥主な登場人物

🏰 館の関係者

• 神津島 太郎（こうづじま たろう）
  硝子の館の主人。元生命工学科教授で莫大な財産を持つミステリーフリーク。

• 老田 真三（おいた しんぞう）
  住み込みの執事。神津島に仕える忠実な人物。

• 巴 円香（ともえ まどか）
  住み込みのメイド。クラシカルなメイド服が特徴。

🕵️‍♂️ 招待客たち

• 一条 遊馬（いちじょう ゆうま）
  医師で主人公。神津島の専属医師として館に通っている。

• 碧 月夜（あおい つきよ）
  男装の女性名探偵。英国風のスーツを着こなすミステリーマニア。

• 九流間 行進（くるま こうしん）
  本格ミステリ界の重鎮。小柄な和装の小説家。

• 加々見 剛（かがみ つよし）
  長野県警の中年刑事。粗野だが職務には忠実。

• 酒泉 大樹（さかいずみ だいき）
  料理人。腕は一流で、巴に好意を寄せている。

• 夢読 水晶（ゆめよみ すいしょう）
  霊能力者。テレビ出演もあるが本物かは疑問視されている。

• 左京 公介（さきょう こうすけ）
  月刊誌「月刊超ミステリ」の編集長。未解決事件に詳しい。

💡推しポイント

• 📖 予測不能な驚きのラスト
  まさかの展開ってやつが、これでもかと襲ってくるのだ！『硝子の塔の殺人』は、終盤で次々と真実がひっくり返る超本格ミステリー。「えっ、そう来るの！？」「そこまで仕掛けてたの！？」と叫びたくなること間違いなしぴよ。読み終えたあと、まるで映画を2本続けて観たような満足感に包まれるのだ。

• 🏰 ミステリーの王道「クローズド・サークル」
  舞台は雪深い森の奥にそびえる、ガラス張りの塔「硝子館」。外界と隔絶された空間で起こる連続殺人──これぞ本格ミステリの醍醐味ぴよ。犯人はこの中にいる……！ その緊張感とワクワクがページをめくる手を止めさせないのだ。

• 🕰 二重構造の謎解き
  現在の殺人事件と、13年前の未解決事件。一見、別々に見えるこの2つの事件が、実は深く絡み合っているぴよ。すべてのピースが最後に繋がった瞬間、鳥肌モノの快感が待っているのだ！

• 🧠 知的な読み応え
  登場人物が全員ミステリーマニアという異色の設定！推理合戦が展開され、読者もその議論に巻き込まれるのだ。手がかりはすべて提示される“フェアプレー”構成で、読者自身が名探偵になれるぴよ。

• 🎭 キャラクターの魅力
  男装の名探偵・碧月夜に霊能力者・夢読水晶・・・一筋縄ではいかないキャラが勢ぞろいなのだ。みんな何かを隠していて、それが事件の真相と重なっていくあたりが最高ぴよ！

• 🏰 舞台設定の美しさ
  地上11階・地下1階のガラスの塔は、まるで幻想の城。外は雪、内はガラスの輝き──その対比が生み出す雰囲気がたまらないのだ。閉ざされた世界の中で光と影が交錯する……まさに“映える本格”ぴよ！

🐧なぞ九郎のひとこと

なぞ九郎のひとこと：

🏰 密室×館×名探偵──この組み合わせ、やっぱり最強ぴよ！ 雪に閉ざされた「硝子の塔」で次々と起こる殺人事件。 クセ者たちの推理合戦に、読んでてワクワクが止まらなかったのだ。

そして手がかりがきちんと提示される“読者への挑戦状”形式で、 「もしかして…？」と思った瞬間、見事に裏切られる快感があるぴよ。 最後のどんでん返しはまさに「えええっ！？」レベルの衝撃だったのだ。

さらにアガサ・クリスティや綾辻行人さんの“館ミステリ”への愛もたっぷり。 名探偵と医師の掛け合いもユーモラスで、キャラも立ちまくりぴよ。

全504ページの大作なのに、夢中で読み進めちゃうリーダビリティ。 ミステリーを愛する人なら絶対楽しめる、珠玉の本格推理なのだ✨

🎯こんな人におすすめ！

• 🧠 本格ミステリが好きな方
  密室、館、名探偵、伏線回収──王道の要素がこれでもか！と詰まってるぴよ。アガサ・クリスティやエラリー・クイーンが好きな人なら、思わずニヤリとする仕掛けに出会えるのだ。

• 📚 推理小説初心者の方
  難しすぎずテンポよく進む構成だから、「本格ミステリって難しそう…」という人でも大丈夫ぴよ。キャラの個性が立ってて、すぐ物語に引き込まれるのだ。

• 🏰 クローズド・サークルが好きな方
  雪深い森にそびえる“硝子の塔”という幻想的な舞台。外界から切り離された空間で起こる連続殺人──これがたまらんのだぴよ！

• 🧩 謎解き・伏線回収に快感を覚える方
  「そうだったのか！」の連続ぴよ。伏線が丁寧に張られてて、読後にもう一度読み返したくなる構成なのだ。

• 🎭 キャラクター重視の方
  男装の名探偵・碧月夜や霊能力者・夢読水晶など、クセの強い登場人物が勢ぞろい！ミステリと人間ドラマ、両方の深みが味わえるぴよ。

📝まとめ

『硝子の塔の殺人』は、王道ミステリの魅力をこれでもかと詰め込んだ、知的でスリリングな傑作なのだ🔎✨

密室、館、名探偵、伏線回収──ミステリ好きの“好き”を全部乗せしたような一冊！

読み進めるほどに繋がっていく真実、そして最後に待ち受ける大どんでん返しは、まさに“驚愕の美”。

読後は思わず天を仰いで「やられたぴよ…！」と叫びたくなるぴよ。

ミステリを愛するすべての人へ。

雪の塔で起こる知恵と狂気の饗宴を、ぜひ体験してみてほしいのだ🏰❄️