山田ぁ…今回は“水族館”で殺人事件だぴよ🐠💦
サメに食いちぎられた死体なんて、どう考えても普通じゃないのだ…!
しかも、11人の容疑者全員にアリバイがある。
事件現場は閉ざされた水族館──まさに論理の海だな。
裏染天馬がどんな“推理の潜水”を見せるか、見ものだ。
アニメ好きのダメ人間探偵、裏染天馬が再び大活躍ぴよ!
ロジックで水面下の真実をすくい上げる──これはまさに、
“知性の深海ミステリー”なのだ🌊🧠
📚あらすじと書籍紹介
な、なんと容疑者が11人いる!
“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦
夏休みの最中の8月4日、向坂香織たち風ヶ丘高校新聞部の面々は、取材で横浜市内の穴場スポットである、丸美水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると、B棟の巨大水槽の前で驚愕のシーンを目撃。な、なんとサメが飼育員と思われる男性に食らいついている! 駆けつけた警察が関係者に事情聴取していくと、容疑者は11人にもおよぶことに。しかも、それぞれに強固なアリバイが……。袴田刑事は、しかたなく妹の柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦。/解説=飯城勇三Amazonより
作 者:青崎 有吾
出版社:東京創元社
発売日:2016年7月28日
📖 『水族館の殺人』
な、なんと容疑者が11人いる!さらに全員にアリバイが💦前作『体育館の殺人』がトリック中心だったのに対し、今回はアリバイ崩し×ロジックがメイン。しかも舞台が水族館というのがまた最高にそそるぴよ。
👥 主な登場人物
🏫 風ヶ丘高校
裏染 天馬(うらぞめ てんま)
風ヶ丘高校2年生。学園の“ダメ人間探偵”。百人一首研究会の部室に住み着き、アニメを愛する変人ながら、抜群の推理力を誇る天才。
袴田 柚乃(はかまだ ゆの)
1年生で女子卓球部所属。明るく好奇心旺盛な性格。刑事の兄・優作の影響もあり、天馬の助手的立場として事件に関わっていく。
野南早苗・佐川奈緒・向坂香織・倉町剣人・池宗也・八橋千鶴
卓球部や新聞部のメンバーたち。天馬や柚乃と同校の生徒で、それぞれの証言や行動が事件の真相に繋がっていく。
🐠 緋天学園
忍切 蝶子(おしきり ちょうこ)
高等部2年の卓球部員。柚乃たちとの試合を通じて関わる。
裏染 鏡華(うらぞめ きょうか)
天馬の妹で中等部3年生。兄に似て頭脳明晰だが、冷静で現実的。兄の奇行を一歩引いて見ている存在。
🌊 水族館関係者
西ノ洲 雅彦(にしのす まさひこ)/館長。
綾瀬 唯子(あやせ ゆいこ)/副館長。
和泉 崇子(いずみ たかこ)/飼育員チーフ。
代打橋 幹夫(だいだばし みきお)/飼育員。熱帯魚担当。
芝浦 徳郎(しばうら とくろう)/飼育員。淡水魚担当。
雨宮 茂(あめみや しげる)/飼育員。イルカ担当。
滝野 智香(たきの ともか)/飼育員。イルカ担当。
大磯 快(おおいそ かい)/飼育員。研修生。
船見 隆弘(ふなみ たかひろ)/事務員。経理担当。
津藤 次郎(つとう じろう)/事務員。搬入担当。
水原 暦(みずはら れき)/事務員。展示レイアウト担当。
緑川 光彦(みどりかわ みつひこ)/獣医師。
仁科 穂波(にしな ほなみ)/バイト学生。
深元(ふかもと)/飼育員。サメ担当。
👮♂️ 警察関係者
仙堂(せんどう)/県警捜査一課のベテラン刑事。
袴田 優作(はかまだ ゆうさく)/柚乃の兄。冷静で的確な捜査官。
吾妻(あずま)/磯子署の刑事。現場対応を担当。
今作では警察との連携も描かれ、天馬の推理との対比がより鮮明に。
💡 推しポイント
🐠 個性豊かな登場人物
登場人物それぞれが強烈な個性を放ち、読者を惹きつけるのだ。
特に注目は、裏染天馬の幼なじみ・向坂香織。普段はパワフルな彼女が見せる意外な一面は、読者の心に深く残る。さらに、天馬の妹・裏染鏡華も登場し、兄とは異なる理知的な魅力で物語に新たな風を吹き込むぴよ。
🧠 緻密な伏線回収と驚きのトリック
本作は、緻密に張り巡らされた伏線と巧妙なトリックが光る一作。11人の容疑者“全員にアリバイがある”という挑戦的な設定の中で、天馬は論理を武器に真相へと迫りまるのだ。「これも伏線だったのか!」と驚かされる展開の連続で、ラストにはまさに脳汁ドバドバの快感が待っているぴよ。舞台となる水族館という非日常の空間も、ミステリーの魅力を一層引き立てる。
📚 本格ミステリーとしての面白さ
一見ライトノベルのようなキャラクター造形ながら、中身は超本格派。ロジックに裏打ちされたトリックと「読者への挑戦状」が用意されており、推理好きにはたまらない知的興奮を味わえるのだ。青崎有吾作品の醍醐味──論理の美しさを存分に堪能できる一冊。
📖 『水族館の殺人』
な、なんと容疑者が11人いる!さらに全員にアリバイが💦前作『体育館の殺人』がトリック中心だったのに対し、今回はアリバイ崩し×ロジックがメイン。しかも舞台が水族館というのがまた最高にそそるぴよ。
🕵️♀️ 読者への挑戦!
『水族館の殺人』では、読者自身が“名探偵”となって事件の真相に挑むことができるぴよ。以下のポイントを意識して読み進めると、真相にたどり着けるかも…!
🔍 推理のカギになるポイント
- トイレットペーパーのトリック
- バケツの水に混じった血の正体
- 血のついたタオルの行方
- 黄色いモップの論理
これらの謎がどのように結びつき、ひとつの“真実”へと導かれていくのか──。
挑戦する価値、ありまくりなのだ🔍
🔓 真相を見る(クリックして開く)
⚠️ 以下、ネタバレ注意ぴよ!
犯人は──芝浦 なのだ!
動機は、飼育下五世のイルカを担当する飼育員としての功績を手にするため。
サメだけでなく雨宮をも排除する必要があったとすれば、
“サメを始末するための殺人”という無茶な犯行ではなく、
サメと雨宮を一度に始末する一石二鳥の犯行ということに
裏染天馬の論理が、複雑に絡み合った状況をスッと解きほぐす瞬間──
まさに“理詰めの美学”が炸裂するクライマックスなのだ🧠💥
🐧なぞ九郎のひとこと
水族館で起きた密室殺人を、緻密なアリバイ崩しで解き明かしていく天馬──やはり天才なのだ。11人もの容疑者全員にアリバイがあるという絶望的な状況から、バケツやモップ、血痕や腕時計といった“何気ない手がかり”を論理で一本の線に繋ぐあの推理、見事すぎて鳥肌ぴよ。
さらに、アニメ好きでちょっとダメ人間な裏染天馬と、彼にツッコミを入れながらも信頼を寄せる袴田柚乃との掛け合いも最高なのだ。天才と常識人のコンビって、やっぱりいいぴよね。
前作『体育館の殺人』がトリック中心だったのに対し、今回はアリバイ崩し×ロジックがメイン。しかも舞台が水族館というのがまた最高にそそるぴよ。緻密な構成と伏線の回収に「脳汁ドバドバ」間違いなし──まさに、論理の海に沈む快感なのだ!
🎯 こんな人におすすめ!
🕵️♂️ 精緻なロジックを追求したいミステリーファンの方
『水族館の殺人』は、青崎有吾氏による「裏染天馬シリーズ」の中でも特に“ロジック重視”の一作なのだ。11人もの容疑者全員にアリバイがある──そんな絶望的な状況から、裏染天馬が小さな手がかりを積み上げて真相を突き止めていく過程は圧巻。まさに「平成のエラリー・クイーン」と呼ばれる所以がここにあるぴよ。アリバイ崩しの醍醐味を堪能したい読者にぴったりの作品なのだ。
🧩 読者も一緒に謎解きを楽しみたい方
血のついたモップ、トイレットペーパー、バケツの水──何気ない手がかりがすべて事件の真相に繋がっていく。本作では読者への挑戦状も用意されており、裏染天馬と共に“論理の迷宮”を進む感覚が味わえるぴよ。推理難易度は高めだけど、そのぶん真相を見抜けた時の快感は格別なのだ。
🎢 個性豊かなキャラクターと物語の展開を楽しみたい方
アニメオタクでちょっとだらしないけど天才的な推理力を誇る裏染天馬。そして、彼を支える袴田柚乃をはじめ、登場人物たちの個性が光るぴよ。水族館という非日常の舞台で、サメが飼育員を襲うという衝撃的な事件が発生──推理だけでなく、キャラクター同士の関係性の変化や人間ドラマも見どころなのだ。
📖 『水族館の殺人』
な、なんと容疑者が11人いる!さらに全員にアリバイが💦前作『体育館の殺人』がトリック中心だったのに対し、今回はアリバイ崩し×ロジックがメイン。しかも舞台が水族館というのがまた最高にそそるぴよ。
📝 まとめ
『水族館の殺人』は、青崎有吾氏による「裏染天馬シリーズ」第2弾。
前作『体育館の殺人』の“密室トリック”から一転、今作では**「アリバイ崩し」と「論理の積み上げ」**が主題となっているぴよ。
11人もの容疑者全員にアリバイがある──そんな絶体絶命の状況を、裏染天馬が冷静な観察力と論理的推理で突破していく姿はまさに知性のショータイム✨
血の跡、モップ、バケツ、トイレットペーパーといった些細な手がかりが、事件の全貌を解き明かす“鍵”になる展開には鳥肌が立つぴよ。
水族館という特殊な舞台設定もミステリ的魅力を高め、緊迫感と幻想性を同時に感じさせるのだ。
論理の美しさとキャラの掛け合い、どちらも楽しめる──それが『水族館の殺人』の真骨頂ぴよ🐠🔍
📖 『水族館の殺人』
な、なんと容疑者が11人いる!さらに全員にアリバイが💦前作『体育館の殺人』がトリック中心だったのに対し、今回はアリバイ崩し×ロジックがメイン。しかも舞台が水族館というのがまた最高にそそるぴよ。

